家庭にある電気製品のなかで、消費電力が高いと言われているエアコン。
電気代を抑えたい場合、これとどううまく付き合っていくかが一つの鍵となりそう。
で、最近よく言われるのが「エアコンはこまめにON⇔OFFするより、つけっぱなしのほうが電気料金はかからない」というもの。
ネットメディアでも、マスメディアでもこういった説をよく目にします。
実際のところ、どうなのでしょうか。
ダイキン工業が検証した結果が出ており、それが参考になります。
こちら⇒第5回『ダイキン 空気のお悩み調査隊がゆく!』エアコンをつけっぱなしにするのとこまめに入り切りするのでは、どちらの電気代が安くなるの? | ダイキン工業株式会社
いろいろと書かれていますが、
日中(9:00~18:00)⇒35分までの外出であれば、つけっぱなしのほうが安い
夜(18:00~23:00)⇒18分までの外出であれば、つけっぱなしのほうが安い
というデータが出ています。
これからすると、一般的な外出時には消していったほうが節約になりそう。
「ちょっとそこまで買い物」とか「ちょっとだけ散歩」
で、すぐに戻ってくるときにはつけておいたほうがいいのでしょうけれど。
夜、「自分は以前はタイマーを付けて寝て、寝苦しくて起きたらまたタイマーを付けて寝る」ということをやっていました。
でも「夏のエアコンはつけっぱなしのほうが安い」というものだから、今年はほぼつけっぱなしにしてしまっていまいた。
しかし、ダイキンの検証からすると、"つけっぱなし"はやはり高くつきそう・・・
やはり、こまめにON⇔OFFをやっていくようにしていこう。
ただ、注意が必要なのは、「高齢になってくると身体が熱さを感じにくくなり、気が付かない間に熱中症になってしまう(場合によっては、亡くなってしまう)」ということですね。
もうそういう心配をしてほうがいい年代になってきた、と感じる方は、節約よりも自分の健康に気を配り、エアコンを(自分の身体が求めるより)多めに使ったり、こまめに水分補給をするように心がけましょう。